「50年先、100年先見据えた取り組みを」松山市役所で仕事始め式

官公庁や企業では4日、仕事始め式が行われ、愛媛県の松山市役所では野志市長が懸案の街づくりについて、50年先、100年先を見据えた取り組みを呼び掛けました。

松山市役所の仕事始め式には、副部長級以上の職員およそ100人が参加し、元日に発生した能登半島地震の犠牲者に黙とうを捧げました。

そして、野志克仁市長が2024年の取り組みとして、松山市駅前の再開発工事が本格化することや、2024年秋に高架化されるJR松山駅の周辺整備などを挙げ、次のように述べました。

(松山市・野志克仁市長)
「次に手を入れるのは50年先、100年先になるかと思います。我々世代が果たす役割は、非常に大きいと感じています」

また、保存修理工事が最終段階を迎えている道後温泉本館が、2024年7月に全館での営業が再開されることから「県内外、国内外から訪れる人をあたたかく迎え入れていきたい」と述べました。

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