能登半島地震 ゴルフ場クラブハウスは緊急避難先に

昨年9月「日本女子オープン」を開催した福井県の芦原GC(撮影/村上航)

1日午後4時過ぎに起きた能登半島地震で石川県や福井県のゴルフ場も被害を受けた。

昨年9月シニアメジャー「日本シニアオープン」の会場だった能登CC(石川県宝達志水町)は周辺地域が断水したために3日まで給水所として水を住民に配給した。

余震も続く中、支配人は「コースへの道が何カ所か陥没しているし、様子を見ている」。2日から5日までの4日間を臨時休業に変更した。

震度5強の揺れを観測した同県小松市の小松カントリークラブはクラブハウス及び駐車場の一部を地元住民の緊急避難所として開放した。

それでも2日、避難していた住民が自宅に戻ったために一旦閉鎖された。コース内で倒木などの被害などもあったが、修復を経て6日に営業再開を予定する。

同9月の国内女子メジャー「日本女子オープン」会場、芦原ゴルフクラブのある福井県あわら市も震度5強だった。

日本海に面する同クラブだが1日は休業していた。同日夜からクラブハウスと駐車場を住民約30人に避難所として解放し、こちらもコースに大きな被害はなくすでに住民も帰宅。2日から通常通り営業した。

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