誰もが活躍できる社会を 2024年1月1日施行 “多様性尊重条例” 千葉

誰もが活躍できる社会を 2024年1月1日施行 “多様性尊重条例” 千葉

 誰もが活躍できる社会の推進をめざす多様性尊重条例が、1月1日に施行されました。

 多様性尊重条例は、年齢、性別や障害の有無、それに国籍や性的指向など、「多様性」を尊重し、誰もが活躍できる社会を目指すため、基本的な理念などを定めています。

 具体的には、男女のいずれもが性別を理由とした不利益を受けずに共に活躍できる社会や、国籍や性的指向などの違いを理解し合い、誰もがその人らしく活躍できる社会などを目指す社会として掲げています。

 また、このほか、こうした社会の実現に向けての県の責務や県民の役割などについても規定しています。

 熊谷知事は記者団の取材に対し、新年度予算案にもこの条例を踏まえた予算を盛り込む考えを示しつつ、次のように述べました。

千葉県 熊谷俊人 知事
「改めて生きづらさを抱えている人々の人権など、配慮されて生きやすくなる社会をつくっていきたい。社会がより活性化していく、多様性が最も尊重される千葉県を関係者とともにつくりたい」

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