「THE SECOND」初代王者が芸歴撤廃「R-1」1回戦突破 芸歴20年以上ギャロップ・林「勉強になりました」

お笑いコンビ・ギャロップの林健(45)が4日、大阪市内で行われたピン芸日本一決定戦「R-1グランプリ2024」の1回戦に登場。自己紹介風の漫談を披露し、2回戦進出を決めた。

2021年から2023年まで出場資格は芸歴10年以下だったが、今回から撤廃。芸歴に制限を設けず、すべての人がピン芸を披露できることになった。

2003年12月にコンビを結成し、芸歴20年以上の林は、いつもとは違う雰囲気に「思ったより緊張しましたね。(制限時間)2分は難しかったです」と振り返り、「漫才師として何も持たずに、シンプルなしゃべくりで出ようと。ちょっと簡単にやりすぎましたね。きょうは勉強になりました」と反省もあった様子だった。

昨年から新設された結成16年以上で「M-1グランプリ」「THE MANZAI」で優勝未経験のベテラン漫才師を対象とした漫才賞レース「THE SECOND」の初代王者。「R-1」出場のきっかけについては「芸歴を撤廃した元年なので、出てみようかなと。もちろん、普段の漫才でも緊張しますが、『THE SECOND』の時も楽しかったし、勝ち負けとは別に賞レース独特の緊張感が好きなんでしょうね」と明かした。

(よろず~ニュース・中江 寿)

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