朝ドラ初登場・昆夏美の歌唱シーンに視聴者「なんて綺麗な歌声」

大阪育ちの明るく元気なヒロイン・スズ子が昭和を代表する大スターに成長するまでを描く連続テレビ小説『ブギウギ』(NHK朝ドラ)。1月4日放送の第65回では、上海の歌手・李香蘭の歌唱シーンが流れ、李役を演じる昆夏美の歌声が話題となった。

李香蘭(昆夏美)、羽鳥善一(草彅剛)、黎錦光(浩歌)。 上海の酒場にて。合同音楽会を成功させ、その仲間たちと祝う善一たち (C)NHK

慰問で訪れた富山で、夫を亡くし1人で娘を育てる女中と出会ったスズ子(趣里)。夫を戦地で亡くし、「ぜいたくは敵です」と語気を強める女中の言葉を聞き、スズ子は複雑な心境を抱く。一方、りつ子(菊地凛子)は、鹿児島の海軍基地を訪れ、特攻隊員のために歌ってほしいと頼まれる。

その頃、作曲家・羽鳥(草彅剛)は上海で音楽会を開く。羽鳥が手がけた曲『夜来香ラプソディ』の歌声が響くなか、スズ子とりつ子はそれぞれの場所で歌い続けるのだった。

中国の歌手・李香蘭(昆夏美)が『夜来香』を歌うシーンが流れた今回の放送。李役を演じるのが、ミュージカルを中心に活躍する昆だけに、SNS上では「なんて綺麗な歌声なの!!」「昆ちゃんさすがの歌声」「おぉ! 昆夏美さんだ!やっぱり上手だなー」「昆夏美さんの歌声が美しすぎて堪らん」などその歌声に感動する声が続出している。

放送はNHK総合で朝8時から、BSプレミアム・BS4Kでは朝7時半からスタート。1月5日放送の第66回では、軍歌を拒むりつ子だが、「特攻隊員がのぞむ歌を歌ってほしい」と頼まれる。

文/つちだ四郎

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