新年互礼会 広島の経済界の行方は

地元企業のトップが集まる「新年互礼会」が開かれました。2024年はどんな1年になるのか?今年の広島経済の行方を探りました。

今年の「新年互例会」は冒頭、能登半島地震の被災者に向けて黙祷を捧げました。72回目となる広島商工会議所主催のこの催し。県内の政財界から1173人が集まりました。広島経済をけん引するキーパーソンに今年のキーワードを聞きました。

■広島商工会議所 池田 晃治 会頭 (書いた文字は「正常化」)

「物価が上がっていましたが賃金がまだ上がり切っていなかった。成長と分配がうまくできていなかった。為替の正常化にもっていってほしい」

■マツダ 毛籠 勝弘 社長

「賃上げに関してはしっかりと労使交渉の話し合いでお互いに良いと思える着地点にもっていければ」

人手不足が懸念される2024年問題については…

■広島電鉄 椋田 昌夫 社長(書いた文字は「動」)

「アクション、動くこと。コストを上げないで利便性を下げない新しい公共交通の再編成が必要」

今年も広島を熱くする新井監督2年目のカープ。

■広島東洋カープ 松田 一宏 オーナー代行

「今年はもっと広島の人たちをキャッチフレーズのように、よっしゃ よっしゃと言ってもらえる1年になれば」

新スタジアムが完成し、経済効果も期待されるサンフレッチェ。

■サンフレッチェ広島 仙田 信吾 社長(書いた文字は「翼を大きく広げて広島を元気に」)

「サッカー王国広島を象徴するような全国から注目されるスタジアムになる。これを中核にして広島を元気にしていきたい」

■広島ドラゴンフライズ 浦 伸嘉 社長(書いた文字は「Bプレミアム参入」)

「Bプレミアのライセンス獲得が今年決まるので参入を決めたい」

広島経済界のリーダーたちがどう手腕を発揮するのか注目です。

(2024年1月4日放送)

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