ローマのゼネラル・マネージャー(GM)を務めるティアゴ・ピント氏(39)。1月の移籍市場が終了後に退任する見通しだという。『フットボール・イタリア』が伝えている。
ポルトガル国籍のピント氏。32歳にして母国随一の名門ベンフィカでGMに就任後、およそ3年半の在任中にリーグ優勝5回を筆頭として「14」ものタイトルを獲得。2021年1月よりイタリアの首都へとやってきた。
ローマでは2021-22シーズンにヨーロッパ・カンファレンスリーグ(ECL)を制覇し、クラブとしてだけでなく、ピントSD自身も要職として初の欧州タイトル獲得に。そんな同氏だが、今年6月の契約満了を待たずしてクラブを離れるという。
イタリア『コリエレ・デッロ・スポルト』によると、どうやらクラブ側がピントGMに新契約を提示しない方針を固めたとのこと。これを受け、先んじて自ら降りる形となるようで、後任には昨年夏にミランのスポーツ・ディレクター(SD)を解任されたリッキー・マッサーラ氏(55)が挙がっているとみられている。