【香港】12月はPMI上昇、2カ月連続の楽観圏[経済]

米金融情報サービス大手S&Pグローバルは4日、香港の購買担当者指数(PMI、季節調整済み)が2023年12月は51.3だったと発表した。前月から1.2ポイント上昇し、2カ月連続で景況判断の分かれ目となる50を上回った。

12月は新規受注と生産量がプラス成長に転じ、人員採用活動はさらに拡大した。コスト圧力が緩和する中で在庫水準も拡大。ただ、事業の先行きへの悲観的な見方は変わらなかった。

調査部門S&Pグローバル・マーケット・インテリジェンスのジンイ・パン経済部副部長は、コスト圧力が過去の平均水準まで緩和したと指摘。向こう数カ月の販売価格の上昇圧力緩和につながる可能性があり、企業は事業のさらなる成長が期待できるとの見方を示した。

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