【韓国】23年輸入車販売4.4%減、レクサスは8割増[車両]

韓国輸入自動車協会(KAIDA)によると、2023年通年の輸入車登録台数は27万1,034台で前年比4.4%減少した。一部ブランドの在庫不足や新車発売を前にした在庫処分などにより落ち込んだ。

ブランド別に見ると、首位の独BMWは1.5%減の7万7,395台だった。2位は独メルセデス・ベンツ(7万6,697台、5.3%減)、3位は独アウディ(1万7,868台、16.5%減)と、ドイツ勢が上位を独占した。

日本勢では、トヨタの高級ブランド「レクサス」が78.6%増の1万3,561台で5位、トヨタは35.7%増の8,495台で9位と、いずれも2桁の伸びを見せた。ホンダ(1,385台)は55.9%減り17位にとどまった。

燃料別では、ガソリン車が14.4%減の11万9,632台で全体の44.1%を占めた。ハイブリッド車(HV、9万1,680台)は23.5%増、電気自動車(EV、2万6,572台)は14.5%増となった。

車種別では、メルセデス・ベンツのセダン「E250」が1万2,326台でトップだった。3位にはレクサスのセダンタイプのHV「ES300h」(7,839台)がランクインした。

■23年12月は8.2%減

一方、23年12月の輸入車登録台数は2万7,223台と前年同月比で8.2%減少した。

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