マレーシアで産業用電子製品を手がけるアウレリウス・テクノロジーズは３日、クダ州の工業団地「クリム・ハイテクパーク」で広さ約２万5,087平方メートルの工業用地を取得したと発表した。取引額は1,215万リンギ（約３億7,600万円）。
アウレリウスは、産業用電子製品を手がける完全子会社ＢＣＭエレクトロニクスを通じて、インフラ大手ＭＭＣコープの子会社ノーザン・テクノシティーから工業用の空き地「ニューランド２」を購入することで合意した。60日以内に取引を完了する予定だ。ＢＣＭは2023年１月、ニューランド２に隣接する「ニューランド１」（広さ２万8,045平方メートル）をノーザン・テクノシティーから1,358万リンギで取得していた。
アウレリウスは、新たな土地買収について、将来的な事業拡張のために必要と判断したと説明。生産能力を拡充することでスケールメリットが見込め、収益性向上につながると述べた。
