【フィリピン】サーテック、電動二輪工場で当局認可[車両]

電子製品を手がけるフィリピンのサーテック・ホールディングス・フィリピン(CHPC)は4日、マニラ首都圏南方のラグナ州で計画している電動二輪車・三輪車の組立工場の新設がフィリピン経済区庁(PEZA)から認可されたと発表した。2024年中に商業生産を始め、二輪車を中心に3~4年以内に100万台以上の販売を目指す。

子会社で無線ブロードバンド通信事業を担うサーテック・アドバンスト・テクノロジーズ・アンド・ソリューションズ(CATSI)のフィリピン支社が、ラグナ州ビナンの工業団地「ラグナ・テクノパーク(LTI)」に工場を建てる。

国内市場向けに電動二輪車・三輪車の組み立てのほか、リチウムイオンバッテリーパックの生産を手がける。労働者層を主なターゲットに手ごろな価格の製品群の販売を見込む。

生産に当たっては、中国の有力メーカーと戦略提携したとしているが、具体的な企業名は明らかにしていない。

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