【タイ】クリップティップが現法設立、日本製品を展開[医薬]

ヘルスケア関連のコンサルティングなどを手がけるクリップティップ(東京都千代田区)は4日、タイに現地法人を設立したと発表した。現地のパートナー企業を通じ、日本製のヘルスケア・医療用品の販売を支援していく。

現地法人クリップティップ(タイランド)は首都バンコク・ラチャダピセーク通りのムアンタイ・パトラ・ビルにオフィスを構える。資本金は200万バーツ(約830万円)。当初は3人で発足し、早期に6人に拡充していくことを目指す。

クリップティップの冨永知之社長はNNAに「タイではアレルギーの検査をはじめ、各種疾病の予防検査に関する機器に対する需要が、富裕層を中心に高い」と説明。現地では大手・中堅の代理店をパートナーとしてヘルスケア製品の販売実績を持っており、同社にとって海外で初となる現地法人の設立に踏み切った。将来的には人員を拡充し、クリップティップが単独で関連製品の輸入を手がけられる体制にしていく方針という。

クリップティップは2017年の設立。医療機器・サービスの分野で、タイを含む東南アジア進出支援や、現地医療機関との協業支援を手がけている。

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