1万円札をカラープリンターで偽造疑い、福井県の男逮捕 家宅捜索で10枚見つかる

 福井県警福井署と県警機動捜査隊、捜査2課の合同捜査班は1月4日、1万円札を偽造したなどとして通貨偽造・同行使の疑いで福井県越前町、無職の男(28)を逮捕したと発表した。捜査2課によると、男は容疑を認め「遊ぶ金がほしかった」などと話している。

 逮捕容疑は2023年7月ごろから9月13日までの間、自宅でカラープリンターなどを使い1万円札を偽造し、福井市内で同日、偽の1万円札1枚を20代知人女性に手渡して行使した疑い。12月15日に逮捕された。

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 捜査2課によると、知人女性が9月15日、福井市内のコンビニで偽の1万円札を使用。透かしがないなど不審に思った従業員が110番し、発覚した。

 男の自宅を家宅捜索し、偽の1万円札約10枚が見つかった。ほかにも偽札を使用していなかったかなど捜査を進めている。

 また、家宅捜索で乾燥大麻が押収され、合同捜査班は自宅で乾燥大麻約1.5グラムを所持したとして、大麻取締法違反(所持)の疑いで12月4日に逮捕した。

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