NY株小幅反発、10ドル高 米雇用関連指標を好感

ニューヨーク証券取引所

 【ニューヨーク共同】4日のニューヨーク株式市場のダウ工業株30種平均は小幅反発し、前日比10.15ドル高の3万7440.34ドルで取引を終えた。朝方発表された米雇用関連の経済指標が堅調だったことが好感された。

 ただ、米連邦準備制度理事会(FRB)が3日に公表した前回の連邦公開市場委員会(FOMC)の議事録を受けて早期利下げ観測がやや後退したことや、昨年12月の米雇用統計の発表を5日に控えて様子見ムードもあり、上値は限られた。

 ハイテク株主体のナスダック総合指数は5営業日続落し、81.91ポイント安の1万4510.30。

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