「かばんをひったくられた」と虚偽の110番通報 警察の業務を妨害した疑いで18歳女逮捕=静岡県警

「かばんをひったくられた」と虚偽の110番通報をし警察の業務を妨害した疑いで、浜松市内に住む18歳の女が1月4日、逮捕されました。

偽計業務妨害の疑いで逮捕されたのは、浜松市中央区に住む自称・飲食店店員の女(18)です。警察の調べによりますと、女は4日午前11時頃、「かばんをひったくられた」と虚偽の110番通報をし、警察の業務を妨害した疑いがもたれています。

通報を受け、警察は30人の警察官を緊急配備し、事情聴取や周囲の防犯カメラの確認など行いました。しかし、女が「犯人が逃げた」と説明する場所の防犯カメラに人が映っていないなど、つじつまが合わない点が多々あることから、女に確認をしたところ、うそだったことが分かり逮捕に至りました。

警察によりますと、女は逮捕された当日に、借金ではない何らかの支払い期限が迫っており、支払い相手に「ひったくりにあったため支払えない。これから警察に行く」などと説明したことから、後に引けなくなり、うそをついてしまったということです。

© 静岡放送株式会社