辺野古新基地の大浦湾動きなし 抗議船1隻で今年最初の監視行動 船長「見張りを続ける」

大浦湾に停泊する作業船=4日午前10時過ぎ、名護市

 【名護】辺野古新基地の大浦湾側工事着手が迫る中、建設に反対する市民らは4日、抗議船1隻で今年最初の監視行動を実施した。立ち入り制限区域を示すフロート内には複数の大型作業船が停泊していたが、動きはなかった。

 ヘリ基地反対協議会の抗議船船長、金井創さん(69)は「昨年末の代執行判決もあって、今年は例年より早く監視に出た。明日以降も、海上からの見張りを続ける」と話した。

 国は今月中旬、軟弱地盤がある大浦湾側で着工する見通し。

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