楽天・前田銀治、ウインターリーグで巨人・萩尾や中日・鵜飼&石橋からアドバイス 来季一軍デビューを誓う

プロ野球静岡県人会が29日、静岡市の草薙球場で行われ、プロ野球阪神タイガースの岩崎優投手や髙橋遥人投手、佐藤蓮投手のほか、オリックスに移籍する鈴木博志投手、横浜DeNAの髙田琢登投手、楽天の前田銀治選手、ハヤテ223に入団する池谷蒼大投手、ドラフト4位でヤクルト入りする常葉大菊川の鈴木叶選手が参加して180人の子どもたちに指導を行った。

今年で7回目を迎えた野球教室、三島南高校出身の前田銀治選手は初めて参加。バッティングの手本を見せる場面では見事に柵越えを披露、子どもたちにプロとしての実力をアピールした。しかし入団から2年でいまだ1軍出場はなく、この冬は台湾のウインターリーグに派遣されたが、そこで貴重なアドバイスをもらったという。「他球団の方、(中日の)鵜飼さんや石橋さん、(巨人の)萩尾さんと話す機会があって、技術的にも得られたものが多かったです」と顔を明るくして話した。「ちょっと打席でボールを迎えに行くクセがあると教えてもらって、意識したらホームランも打てた」と、アドバイスが早速結果に結びついた。

来季一軍監督は二軍で直接指導を受けていた今江敏晃氏が就任する。「二軍で一緒にやらせていただいた期間もあった。来季は1試合でも多く一軍の試合に出られれば」と前田。新年に行われる地元・三島市の成人の集いも参加を見送り、久米島で楽天・島内選手らとともに自主トレをする予定だ。

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