仕事始め式で川勝知事「危機管理を常に念頭に置いて仕事を」 県警本部長「万全の備えを堅持する必要がある」 静岡

川勝平太知事:
「能登の大地震で、今わかっているだけでも70名以上の方が亡くなり、寒空の中で厳しい生活を送っている」

4日朝静岡県庁で行われた仕事始め式。

県の幹部職員およそ120人が出席しました。

川勝知事は、能登半島地震や2日、羽田空港で起きた航空機の事故に触れ、「危機管理を常に念頭に置いて仕事をしなければならないことを痛感した」と話しました。

また去年、富士山が世界文化遺産に登録されてから10年が経ったことを受け、「ふじのくには、日本や東アジアのために存在する使命を持っている」と訓示しました。

静岡県警でも仕事始め式

一方、4日は静岡県警でも仕事始め式が行なわれ、幹部職員およそ50人が出席。

大原光博本部長は去年1年間の刑法犯認知件数が、速報値で2003年以来増加に転じたとして、「凶悪犯罪や人身安全関連事案への初動、迅速な対処に抜かりがないよう、万全の備えを堅持する必要がある」と訓示しました。

© 静岡朝日テレビ