高松市の中央卸売市場で2024年の初競り 鍋の需要が伸び悩み野菜の価格は振るわず

1月5日、高松市の中央卸売市場で2024年の初競りが行われました。

午前6時半に始まった青果の初競り。競り人の威勢のいい掛け声とともに、香川県産の高菜やカブなどが次々と競り落とされました。

2023年の年末からおだやかな気候が続いたことから、5日の出荷量は平年並みということです。

その一方で、気温が高く、鍋の需要が伸び悩んでいることから野菜の価格は振るわなかったということです。

(高松青果/増田公士 専務)
「私どもの使命といたしましては、生産者と消費者をつないでいく架け橋となりますので、市民、県民の皆様に安定供給していきたい」

5日は、初市祈願祭も行われ、一年間無事に市場を運営できるよう願っていました。

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