今井絵理子氏、地震のお見舞い投稿にも「フランス研修の報告まだ?」非常時のバッシングには疑問の声も

アイドルグループ「SPEED」の元メンバーで自民党の今井絵理子参院議員が元日と2日付のX(旧ツイッター)に能登半島地震に関して注意喚起や見舞いの投稿を続けたところ、リプ欄には昨年7月の自民党女性局フランス研修問題について、自ら予告しながら越年した「説明」を求める声が相次いだ。

今井氏は元日午後5時8分に「石川県で最大震度7を観測する強い地震があり現在も地震が続いています。そして大津波警報、津波警報が発令されています。日没の時間でもあります。足元に気をつけて高台に避難してください!命を守る行動をお願い致します」と投稿した。

さらに、同氏は2日午前10時11分に「昨日、能登地方で震度7を観測する強い地震が発生しました」と切り出し、遺族や被災者への「お見舞い」に続いて「気象庁はじめ、自衛隊や消防など多くの皆さんが夜を徹して尽力されています。頭が下がる思いです。これ以上、被害が広がらないことをお祈りいたします」とつづった。今井氏は、内閣府防災、気象庁、馳浩石川県知事、経済産業省などの地震に関するX投稿を4日までに連日リポストしている。

今井氏の投稿に対し、フォロワーからは「もうとっくに気象庁が発表した内容と同じ」「他の人が警鐘鳴らすから、貴女はまずやるべきことやってね!」「パリの報告書 いつまでかかりますか?」「仕事してますアピール」「国民はただのパフォーマンスとしか判断していません」「フランス視察の成果説明もこれくらい迅速にしてくれませんかね?(もう年明けしてしまいましたよ)」といった指摘が続いた。

一方で「過去のことを今ここでぐちぐち言うのは違うと思います。今は国民がみんなで協力して被災地を助けることが大切です」と非常時の投稿に対するバッシングに疑問を呈する意見や、「注意喚起ありがとうございます」「雑音など気にせずに粛々とお願いいたします」といった支持者の声もあった。

今井氏のX投稿は昨年12月2日付以来、1か月ぶり。前回は「休日の学校部活動の地域移行」や「国際ろう者スポーツ委員会が主催するデフリンピック」についての投稿だったが、今回と同様、フランス研修の「活動報告書」を求める声がコメント欄に殺到していた。

(よろず~ニュース編集部)

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