小芝風花主演「大奥」に田中道子、本多力、鈴木仁、井本彩花、紺野まひるが出演。劇中音楽は桶狭間ありさが担当!

フジテレビ系で1月18日にスタートする連続ドラマ「大奥」(木曜午後10:00。初回は75分スペシャル)に、田中道子本多力鈴木仁井本彩花紺野まひるが出演することが分かった。主演・小芝風花をはじめ、共演の亀梨和也らと共に、切ないラブストーリーを織り成していく。

「大奥」は、さまざまな人間の思惑、嫉妬、憎悪、悲哀が渦巻く“女の社会の縮図”=大奥で、たった一つの愛を得ようともがく女性たちの闘いを描く、はかなくて切ない物語。時は江戸中期。景気は悪化の一途をたどり、日本国民は質素・倹約・勤労の日々を送っていた。格差は広がるばかりで、人々はこの景気を改善し、国と国民を豊かにしてくれる将軍の登場を待ちわびる。そんな中、五十宮倫子(小芝)は、第10代将軍・徳川家治(亀梨)との政略結婚を強いられ、京から江戸城本丸にある大奥へ渡る。そこには1000人近くにもおよぶ将軍に仕える女性たちがおり、たった1人の天下人の寵愛(ちょうあい)を受けるべく、女たちの激しい戦いが繰り広げられていた。同じ頃、大奥と江戸幕府を混乱の渦に陥れようと、ある人物が陰謀を企てていた――。

鈴木が演じるのは、倫子の幼なじみである公家の久我信道。聡明で颯爽(さっそう)としていて、幼い頃から倫子が淡い恋心を抱いていた相手だ。また、田中は、御年寄の高岳役に抜てきされた。大奥総取締役である松島の局(栗山千明)のライバルであり、次の実力者である高岳は、松島一派を蹴落として、自分が筆頭になりたいという野心を持っている。

さらに、本多は、多くの雑務を扱う使用人で、倫子の担当としてさまざまな雑務をこなす門番・五菜の猿吉役を務める。そして、高岳付きで、高岳と同様に松島一派を敵対視している御中臈の夜霧役に、井本が決定。紺野が、家治の母・お幸役を担う。第9代将軍・徳川家重(高橋克典)の側室で、家治を産んだお幸だが、家重との関係が悪化してしまう。

なお、ドラマのテーマ曲を含む劇中音楽を、桶狭間ありさ氏が担当することも発表された。桶狭間は、2020年から作家としての活動を本格的に開始すると、アニメ「呪術廻戦」(MBS・TBS)や、ドラマ「ハヤブサ消防団」(テレビ朝日系)など、多数の作品で音楽を担当。類いまれなる才能を存分に披露して乗りに乗る桶狭間氏が、その実力を遺憾なく発揮し完成させた「大奥」の世界観にぴったりな荘厳な音楽に期待が高まる。

19年に「大奥」シリーズの完結作としてオンエアされたフジテレビ開局60周年特別企画「大奥 最終章」以来約5年ぶりに、世代を超えて長きにわたって愛されてきた「大奥」がより一層進化を遂げて「木曜劇場」枠で帰ってくる。令和版として、“愛”をテーマにした「大奥」史上最も切なくて美しいラブストーリーが映し出される。

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