2024年は国内で556選挙が予定!今年の選挙まとめ

2024年が始まりました。今年は全国で556選挙が予定されています(選挙ドットコム調べ)。さらに、国政政党や海外のトップを選ぶ選挙も見逃せません。このコラムでは2024年の年間選挙スケジュールをまとめました。

国内の地方選挙は556選挙!最も選挙が多いのは何月?

今年予定されているのは556選挙です(現時点での予定のため、今後変動する可能性があります)。

最も選挙が多いのは11月で88件。同月には富山県知事岡山県知事などが任期満了を迎え、選挙戦が予定されています。

次いで多かったのは4月で83件。区市町村長選が44件、市区町村議選が39件予定されています。

反対に、一番少ないのは8月です。市区町村長17件、市区町村長議会2件の計19件が任期満了となります。

今年最初の選挙日は1月14日です。北海道・泊市長選(1月9日告示)と北海道・北竜町議会議員補欠選挙(1月9日告示)、岐阜県中津川市では市長選挙と市議補選のダブル選挙(どちらも1月7日告示)となります。

【1月以降の月別の選挙予定一覧はコチラ

国内では知事選、総裁選……気になる選挙が続々!

今年予定されている知事選では、まず2月4日投票(1月21日告示)の京都市長選です。現職の門川大作市長が引退を表明する中、現時点で新人5人が出馬表明しています。

3月24日は熊本県知事選の投票日です(告示日は3月7日)。この選挙も現職の蒲島郁夫知事が引退する意向を示しているため、新人同士の争いとなる見通しです。1月5日時点で元熊本市長の幸山政司氏が出馬を表明しています。

4月には欠員が発生している衆議院議員の選挙区で補選が行われます。現時点では前衆院議長の細田博之氏の死去に伴い島根1区が対象となっていますが、今後議員辞職などがあれば増える可能性があります。

6月には沖縄県議会議員選挙です。

7月7日、七夕の日には東京都知事選都議補選が行われます。議員の辞職や死去による欠員補充のための都議補選は現時点で8選挙区(江東区、品川区、中野区、北区、板橋区、足立区、八王子市、府中市、いずれも欠員1)で予定されています。告示日は都知事選が6月20日、都議補選が6月28日です。

今年下半期には他に、7月に鹿児島県知事、11月に富山県知事岡山県知事、12月には栃木県知事が任期満了を迎えます。

総裁選や大統領選も!国内外で選挙イヤー

今年注目すべきは地方選挙にとどまりません。

自由民主党公明党が9月、立憲民主党が11月にそれぞれの政党トップが任期満了を迎えます。また、日本共産党は1月15~18日に党大会を開きますが、志位和夫委員長の交代論が浮上しているとの一部報道もあり、注目されています。

さらに、海外の選挙も続々と行われます。

1月13日に台湾総統選、2月14日にインドネシア大統領選、3月17日にロシア大統領選、4月10日に韓国総選挙、6月2日にメキシコ大統領選と続きます。

そして、11月5日にはアメリカ大統領選も控えています。

政党トップや海外の選挙は投票資格が限られますが、その結果は国内の政治・経済、ひいては私たちの生活につながってきます。選挙ドットコムでは、皆様に分かりやすい選挙・政治情報の発信を心がけますので、本年もぜひご覧ください!

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