【速報】機体の撤去作業進む 日航・海保機の衝突事故

羽田空港の滑走路で日航と海上保安庁の航空機が衝突した事故で、着陸機が接近する滑走路に別の機体が進入した場合、注意喚起をする機能が管制塔に備えられていたことが5日、国土交通省への取材で分かった。海保機の進入を検知していれば、管制官が使う表示装置の画面上で滑走路全体が黄色に点滅し、航空機が赤色で表示されていた可能性がある。海保と日航は5日、機体の撤去作業を進めた。日航機から一時黒煙が上がり、消防車が放水した。翼の切断中、残っていた燃料に引火したとみられる。海保機は5日午後にも撤去が完了し、日航機については6日も作業が続く見通し。

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