霧島18番、綱とりへ順調 時津風連合稽古、豊昇龍参加

時津風一門の連合稽古で相撲を取る霧島(左)と豊昇龍=東京・両国国技館

 大相撲初場所(14日初日・両国国技館)に向けた時津風一門の連合稽古が5日、東京・両国国技館内の相撲教習所で行われ、横綱昇進に挑む大関霧島は18番取って16勝2敗と順調な調整内容だった。出羽海一門から参加の大関豊昇龍とも番数をこなし「久しぶりに大関同士で稽古した」と笑顔。切り返しで転がすなど、4勝1敗と圧倒した。

 今年初めて相撲を取った霧島は「もう一丁」と言う後輩大関に対し、自ら稽古を切り上げた。「豊昇龍とやったら、どちらかが熱くなって終わらないと思ったので早めに終わった」と説明。6、7日は大関貴景勝らが所属する二所ノ関一門の連合稽古に行く予定。

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