発がん性が疑われる「PFAS」 愛知・犬山市の河川で基準値超え 今年度中に下流で水質調査を予定

発がん性が疑われる有機フッ素化合物「PFAS」が、愛知県犬山市の河川で基準値を超えて検出されました。

発がん性の疑いが指摘されている有機フッ素化合物「PFAS」について、国は人体への影響を防ぐため、河川などでの暫定の目標値として、1リットルあたりの濃度を50ナノグラム以下と設定しています。

犬山市によりますと12月6日、市内4つの河川の5つの地点で水質調査を実施したところ、二ノ宮川の宮西2号橋地点で採取した河川水から、基準値を超える56ナノグラムの「PFAS」が検出されたということです。

この結果を受け、犬山市は周辺の井戸の所有者に情報提供を行うとともに、今年度中に下流でも水質調査を行う予定です。

なお、市内の水道水については、全て目標値を満たしているということです。

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