左腕モンゴメリーの第1希望はレンジャーズとの再契約か 米報道

FA市場に残っている大物先発投手の1人がジョーダン・モンゴメリーだ。現在31歳のモンゴメリーは昨季、カージナルスとレンジャーズで合計32試合に先発して188回2/3を投げ、10勝11敗、防御率3.20、166奪三振を記録。勝利、防御率、投球回、奪三振などの各部門でキャリアハイを更新し、ポストシーズンでも見事な活躍を見せた。そんなモンゴメリーには少なくとも6球団が関心を寄せているとみられるが、モンゴメリー自身はレンジャーズとの再契約を望んでいるようだ。

「NJ.com」のランディ・ミラー記者がヤンキースの事情に詳しい関係者から得た情報によると、モンゴメリーの第1希望はレンジャーズとの再契約である可能性が高いという。その関係者は「彼はテキサスを愛している。彼は本当にレンジャーズへ戻りたいと思っている」とコメント。昨年7月末にレンジャーズへ移籍したあと、モンゴメリーはレギュラーシーズン11試合で4勝2敗、防御率2.79、ポストシーズン6試合で3勝1敗、防御率2.90の活躍を見せ、ワールドシリーズ制覇に大きく貢献したが、どうやらレンジャーズに居心地の良さを感じたようだ。

「ニューヨーク・ポスト」のジョン・ヘイマン記者は以前、「放映権契約が不透明であるため、レンジャーズは大物投手を獲得できないかもしれない」と報じていたが、現在は「その問題は近いうちに解決されるだろう」と伝えている。マックス・シャーザーが椎間板ヘルニアの手術で長期離脱することが決まっており、放映権の問題が解決して補強資金に余裕が生まれたレンジャーズがモンゴメリーとの再契約に動く可能性は十分にある。

なお、ミラー記者によると、モンゴメリー(と代理人を務めるスコット・ボラス氏)は昨オフにカルロス・ロドンがヤンキースと結んだ6年1億6200万ドルを上回る大型契約を狙っているという。移籍情報サイト「MLBトレード・ルーマーズ」はモンゴメリーをFA選手ランキングの6位と評価し、契約規模を6年1億5000万ドルと予想していたが、モンゴメリー(とボラス氏)は強気の姿勢を見せているようだ。

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