年末年始の利用者、8%増 新幹線と特急、22年度比で

 JR旅客6社は5日、年末年始期間(2023年12月28日~24年1月4日)に新幹線や在来線特急などの主要線区を利用した人数が22年度比8%増の986万9千人だったと発表した。新型コロナウイルス禍前の18年度比では94%。

 JR各社によると、「のぞみ」が全席指定となった東海道新幹線の利用者数は22年度比で8%増、18年度と比べても1日平均で1%増えた。JR東海の担当者は全席指定の効果について「ピーク時の混雑が緩和したと思う」と述べた。

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