都営住宅100戸無償提供へ 能登半島地震被災者に1年間

 東京都の小池百合子知事は5日の定例記者会見で、能登半島地震の被災者に都営住宅約100戸を最長1年間、無償で提供すると明らかにした。必要に応じて戸数を増やすとしている。

 都によると、対象は地震で住宅が損壊するなどした世帯。冷蔵庫や洗濯機、エアコンなどの家電製品のほか布団も用意し、家賃や敷金、駐車場料金は免除する。都は2011年の東日本大震災でも都営住宅約870戸を無償提供した。

 小池氏は「東京都が受け入れる構えであることを伝えることが(被災者の)安心につながる」と述べた。

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