千葉県船橋市で1月5日、とび職の人たちが伝統の「はしご乗り」を披露し、新年を祝いました。
「はしご乗り」は新年の始まりを祝おうと、船橋市鳶職組合の職人らが毎年、行っているもので、船橋市の無形民俗文化財にも指定されている伝統芸能です。
職人らは、高さ6メートル余りの竹製のはしごを軽快に駆けのぼり、頂上では、足や腹だけで体を支えたり、体を逆さにしたりと、さまざまな技を披露しました。
その後、江戸時代から歌い継がれてきた「木遣り歌」や重さ10キロ以上のまといを回す「まとい振り」も披露されました。
市の職員や見物人たちは、技が決まるたびに大きな拍手を送り新春の恒例行事を楽しんでいる様子でした。