「Tokyo 7th シスターズ 2053 2nd Live Brightestar」レポート:新曲を多数ひっさげ、まだまだパワーアップする「ナナシス」新章に注目

2023年12月16日~17日に江戸川区総合文化センター 大ホールにて開催された「Tokyo 7th シスターズ 2053 2nd Live Brightestar(ブライテスター)」Day2のレポートをお届けする。

DONUTSが運営するアイドル育成リズム&アドベンチャーゲーム「Tokyo 7th シスターズ THE SKY'S THE LIMIT」(以下、ナナシス)内において、2022年2月より展開が始まった新たなメインエピソード「EPISODE 2053(エピソード ニーゼロゴーサン)」。「EPISODE 5.0」からさらに10年後の2053年を舞台に、新たなアイドルたちの活躍を描いた新章だ。

今回の「EPISODE 2053」における2nd Liveでは、1st Mini Album「Brightestar」をひっさげ、3月に開催された1st Liveからさらにパワーアップした4ユニットのパフォーマンスが行われた。

■出演者(敬称略)

天希かのん(星影アイ/奈々星アイ役)
星ノ谷しずく(一ノ瀬マイ役)
山田麻莉奈(朝凪シオネ役)
天野聡美(月代ユウ役)
橘一花(タン・シヨン役)
長谷川玲奈(フラナ・リン役)
七海こころ(恋渕カレン役)
小茅楓(一ノ瀬ミオリ役)

■Asterline、Roots.、RiPoP、Stella MiNEの新たな一面を引き出すセットリスト

最初にステージに姿を現したのはAsterline(アステルライン)の3人。「SERENDIPITY(セレンディピティ)」を披露する。奈々星アイ役の天希かのんさんは黄色、一ノ瀬マイ役の星ノ谷しずくさんは赤色、朝凪シオネ役の山田麻莉奈さんは水色を基調とした衣装が華やかだ。

続く「ミライノート」では星ノ谷さんのパートで「この特別な時間、忘れないでね!」と、歌詞をこのライブ用にアレンジ。客席からは歓声が上がった。3曲目はポップな曲調の「Time Machine(タイムマシン)」。振りにあわせた手拍子で盛り上がる。

MCでは、新衣装を見てもらうためにステージを左端から右端まで駆け回る。「EPISODE 2053」に掛けた「にーぜろ」「ごっさんです!」のコール&レスポンスも行われた。

4曲目は少し切ない「TSUBOMI et cetera(ツボミエトセトラ)」。さらに「Magic hour(マジックアワー)」、「O.YA.SU.MI Good night(オヤスミグッドナイト)」と、しっとり落ち着いた選曲が続く。 Mini Album収録曲を交えた、Asterlineのちょっと大人っぽい側面が感じられるセットリストが新鮮だ。ラストは「Reach for the Meteor(リーチフォーザミーティア)」で、Asterlineのパートは締めくくられた。

続いてはRoots.(ルーツ)が登場。月代ユウ役の天野聡美さん、タン・シヨン役の橘一花さん、フラナ・リン役の長谷川玲奈さんの3人が「Hidden Stages(ヒドゥンステージズ)」をパワフルに歌い上げる。2曲目は不敵なパフォーマンスが印象的な「Mellow Melodies(メロウメロディズ)」を披露。

MCではライブの翌日が誕生日だったフラナを祝う場面も。前回のライブに引き続き和気あいあいとしたトークで、「EPISODE 2053」作中のユウ、シヨン、フラナのシビアな関係性とは異なり、天野さん、橘さん、長谷川さんの非常に仲の良い様子が窺えてほっこりさせられる。「Wildflower(ワイルドフラワー)」のビジュアルをモチーフにした新衣装の紹介では、別々の場所に入ったタトゥーや、シューズに描かれた「Roots.」の文字などのディテールをアピールした。

MC明けに披露した楽曲はそんな「Wildflower」。「咲き誇れ Oh oh」のフレーズでは会場の声援が一体となった。さらに「WONDEЯ GIRL(ワンダーガール)」と、力強く、セクシーなパフォーマンスが続く。この流れを引き継いで、ラストは橘さんのロングトーンが印象的な「XOXO PAiN(キスハグペイン)」で締めくくり、会場は熱い声援と拍手に包まれた。

3組目は2人組ユニットのRiPoP(リポップ)。クマのマスコット、マカロンちゃん&ミントちゃんが運んできたプレゼントボックスからの登場だ。最初に披露したのは「ライフ・イズ・サーカス」。恋渕カレン役の七海こころさん、一ノ瀬ミオリ役の小茅楓さんとともにマカロンちゃん&ミントちゃんも踊り出す演出がキュートで堪らない。

MCではカレンとして自信満々に喋っているときと、七海さん自身として喋り始めたときの謙虚な態度のギャップがやはり魅力的。「ライフ・イズ・サーカス」のビジュアルをモチーフにした衣装の紹介では、手に持ったバトンをアピール。衣装デザインでは、よく見ると左右非対称なカラーリングなども可愛らしいポイントだ。

RiPoPの3曲目は「わがままSwing Cutest!(スウィングキューテスト)」。アップテンポな曲調が会場を盛り上げる。続く「キュート・アラモード」と2曲続けてミニアルバム収録の新曲を披露し、最後はRiPoPらしさ全開の「ゴチャメチャ×ワンダーランド」で楽しく可愛い世界観を締めくくった。

4組目は先陣を切って登場した1st Liveとは反対に、トリを飾る形となったStella MiNE(ステラマイン)の2人。「You & I =(ユウアンドアイ)」、「Endless Moment(エンドレスモーメント)」と、作中で伝説となったユニットを再現すべく星影アイ役・天希かのんさん、月代ユウ役・天野聡美さんのクールなパフォーマンスが観客を熱くする。

MCではRiPoPのコール&レスポンスを真似たやりとりや、ライブに向けたトレーニングや体調管理に関するこぼれ話で大いに盛り上がった。

「Startrail(スタートレイル)」、「We Are Stars(ウィーアースターズ)」ではステージを端から端まで大きく使ってパフォーマンス。Stella MiNEのラストを飾るのは「Protostar(プロトスター)」。まっすぐで力強いメッセージを届けて、ステージをあとにした。

アンコールでは出演者全員で「Star☆Glitter(スターグリッター)」を披露。「ナナシス」を象徴する楽曲で、改めて「EPISODE 2053」が「ナナシス」の歴史の一部であることを強く感じる。前回からさらにパワーアップを遂げ、新曲も多数披露した「Tokyo 7th シスターズ 2053 2nd Live Brightestar」。これからの「EPISODE 2053」がますます楽しくなるライブだった。

なお、本ライブのアーカイブ配信を視聴できるオンラインチケットは、2024年1月17日21:00まで購入可能、同日23:59まで視聴可能となっている。気になっている人は、いまからでもチェックしてみてはいかがだろう?

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