石川県能登地方を震源とする能登半島地震を受け、岡山県の笠岡、浅口市と矢掛町は5日、被災地支援の募金活動を始めた。新見市は同日、救援物資の発送を行った。
笠岡市は、JR笠岡駅前と笠岡シーサイドモールなど市内4店で8日まで行う。初日は夕方に職員計約30人が参加し、募金箱を持って呼びかけた。6～8日は午前11時半～午後0時半に実施。今後、市役所本庁舎や各出張所にも募金箱を置く。
浅口市と同市社会福祉協議会は市役所と金光、寄島総合支所など10カ所に募金箱を設置。うち市中央公民館と金光公民館、ふれあい交流館サンパレアは土、日曜も対応する。
矢掛町は、町社会福祉協議会が窓口となって6カ所に募金箱を設置。社協、役場、矢掛病院を除く、道の駅「山陽道やかげ宿」、やかげ町家交流館、Aコープやかげ店は土、日曜、祝日も対応している。
新見市の救援物資は、飲料水（500ミリリットル）1200本、非常食のアルファ米3千食分、簡易トイレ2千回分。危機管理室の職員2人が金沢市内の受け入れ場所に届けるとともに、支援ニーズの把握にも取り組む。
