『相撲教習所』開校67年の歴史で初の芸人ロケ!“運動医学からメディア対応まで”驚きの授業を公開

お笑いコンビ・千鳥のノブと大悟が1月1日放送の『笑神様は突然に…2024年元日SP』に出演。『千鳥の学校シリーズ』で両国国技館を訪れ、爆笑ロケに挑戦した。

『千鳥の学校シリーズ』には千鳥のほか、お笑いコンビ・ロングコートダディの堂前透と兎が本人たちの希望で着物を着用し、気合いを入れて参戦。竹内涼真の妹でインフルエンサー系モデル・たけうちほのかも登場。一行(いっこう)は両国国技館にある学校『相撲教習所』を訪問した。『相撲教習所』は新弟子検査に合格後、半年通わなければ力士になることが許されない。しかも『相撲教習所』に芸人が足を踏み入れるのは開校67年の歴史で初なのだという。歴史と伝統の重みにやや緊張ムード。

まずは『申し合い稽古(けいこ)』を見学。本気でぶつかり合う様子は大迫力。すると、実際に体験する流れになり、ロングコートダディが実践。下半身を鍛える稽古『すり足』では、兎のコミカルな動きを「ファミコンの相撲やん」とノブがツッコみ、笑いが生まれた。そして『申し合い稽古』を実践したが、兎も堂前も現役の教習生には歯が立たなかった。

その後、横幅が5㎝大きい力士サイズのトイレや特大お風呂を見学し、『相撲教習所』の学科の授業も紹介。学科の授業は相撲の歴史・運動医学・書道などの教養習得を目的とし、今回は実際にカメラを用いてメディア対応などを学ぶ『修行心得』が行われていた。そして給食では、意外とヘルシーな栄養バランスが考えられたサンマの塩焼き・コロッケ・国技館名物やきとりなどの日替わりメニューを味わった。ご飯とみそ汁は食べ放題で、「食べるのも稽古」と教習生たちは山盛りのご飯を頬張った。

大相撲の歴史の中で、横綱は73人。偉大なる綱取りへの夢を目指し、生徒たちは週5日通い精進している。

『相撲教習所』の授業終了後、一行は国技館アリーナで土俵が迫り上がる貴重な一部始終を特別に見せてもらった。土俵にも触らせてもらい、「この硬さに落ちるんですか、投げられて」とその硬さに驚く一行。本場所で使われる土俵の土は荒川でとれる『荒木田土』で決まっているそうで、しかも土俵は再利用せず、ひと場所ごとに作り直しているのだという。

国技館ロケを終えると、『横綱とんかつ どすこい田中』へ移動。店内は外国人観光客で満席。店の中央には土俵もあり、とんかつを食べながら元力士によるユニークな相撲ショーが楽しめる。するとロングコートダディが急きょ相撲ショーに参戦する流れになった。片言の英語で自己紹介をし、相撲ショーに挑むロングコートダディ。兎が堂前を持ち上げてグルグル回るなどし、相撲ショーは大盛り上がりで大成功。ノープランながらも相撲ショーで大ウケして戻ってきたロングコートダディの勇姿に千鳥は大絶賛。ノブは「(ここをクリアするのは)東大入るよりもムズイ」とコメントした。

写真提供:(C)日テレ

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