【ニューヨーク共同】5日のニューヨーク株式市場のダウ工業株30種平均は続伸し、前日比25.77ドル高の3万7466.11ドルで取引を終えた。物価高を抑えながら深刻な景気後退に陥るのを避けられる経済のソフトランディング（軟着陸）を期待した買いが優勢だった。
ただ、朝方発表された昨年12月の米雇用統計で非農業部門の就業者数の増加幅が市場予想を上回ったため、米連邦準備制度理事会（FRB）の早期利下げ観測が後退して上値は重かった。
ハイテク株主体のナスダック総合指数は6営業日ぶりに反発し、13.77ポイント高の1万4524.07。
