スコッティ・シェフラーがテーラーメイドと契約延長

テーラーメイドとの契約延長を発表した(Maddie Meyer/PGA of America via Getty Images)

テーラーメイドは4日、スコッティ・シェフラーと複数年で契約延長したと発表した。シェフラーは2020年にテーラーメイドのアイアンを使い始め、22年初頭に同社と契約してドライバーとフェアウェイウッドをバッグに追加。今回はハワイ州カパルアで開催のPGAツアー2024年初戦「ザ・セントリー」で新シーズンをスタートさせるタイミングでの発表となった。

「僕のテーラーメイドとの関係は、用具をはるかに超えるものとなっている。PGAツアーで勝つという僕の目標を達成する上で、彼らが常に最良のサポートをしてくれるから、信頼関係を築き上げることができた」とシェフラー。

さらに「僕にとって、テーラーメイドの用具は常に業界スタンダードになっている。この素晴らしいパートナーシップを継続することに、この上ない喜びを感じている」と付け加えた。

シェフラーは同社契約選手として2022年は初優勝を含む4勝、23年は3勝を挙げて2年連続でPGAツアー年間最優秀選手(ジャック・ニクラス賞)に輝いた。世界ランキング1位で2024年を迎えている。

テーラーメイドの未発表モデル「Qi10」のドライバーを投入していた

テーラーメイドゴルフCEO兼社長のデイビッド・エイブレス氏は「スコッティは妥協のないハードワークへのコミットメント、彼のゲームの全ての面に関する絶え間ない進歩、王者の心構え、そして彼がゴルフ用具に求める最高水準を満たすことで、ゴルフ界の頂点に上り詰めました」と述べた。

続けて「謙虚さと寛大さを持ち合わせたスコッティの特性は、テーラーメイドの核となる価値観と一貫しており、長期間我々のチームの一員として残り続けるという彼の決断について、我々はこれ以上ないほどに心を躍らせております」とコメントを寄せた。

同社によると、シェフラーは2024年のギアセットアップのテスティングを行なっている最中とのこと。

(協力/ GolfWRX, PGATOUR.com)

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