年末年始のJR西日本の利用状況 新幹線など前年度上回るも「コロナ禍を経て利用者の行動変化」も

年末年始の新幹線などJRの利用状況が発表されました。

JR西日本によりますと、先月28日から今月4日までの山陽新幹線の利用客は、▼広島~岡山間が106万4千人で前年度比108%、▼広島~新山口間が74万7千人で前年度比107%でした。コロナ禍前の2018年度と比べるといずれも94%にとどまっていて、JR西日本は「コロナ禍を経て、利用者の行動が変化し、利用率が低下した」ととしています。

一方、在来線については、▼広島駅で1日当たり2万2800人、▼宮島口駅で5200人が利用し、前年度やコロナ禍前との比較ではご覧の通りとなっています。

また、宮島フェリーの利用客は20万4千人で前年度比141%、コロナ禍前と比べても106%となっていて、JR西日本は「行動制限の解除による人流の増加や外国人観光客の回復が要因」とみています。

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