コオロギ食べてお酒楽しもう 岡山で12~14日、体験催し

「コオロギBAR」のチラシ

 昆虫食でお酒を楽しもう―。岡山大生でつくる団体が12~14日の夜、岡山市北区奉還町の「シェアショップ ツドイバ」で「コオロギBAR」を開く。食料危機対策として注目される昆虫食を気軽に体験してもらう狙い。

 見た目が気にならないよう粉末状に加工したコオロギを使ったオリジナルメニューを提供。生地に練り込んで焼き上げたクラッカー(300円)やカクテル(700円)などがあり、甲殻類を思わせる香りと塩味が特徴という。“冒険”したい人のため丸ごと乾燥させたコオロギも用意する。

 ツドイバで週末にバーを営業し、学生の起業や自己実現を支援している団体「カタルシス岡山」が企画。今回は食用コオロギの事業化を目指す岡山大大学院1年堀内涼太郎さん(23)から仕入れ、レシピも考えた。

 店長の同大4年高山凌一朗さん(22)は「昆虫食は高タンパク、低脂肪。不思議で新しい味に挑戦して」と呼びかける。

 午後7時~11時。問い合わせはカタルシス岡山のインスタグラム(katharsis_okayama)。

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