広島・森下、九里が練習公開 初の開幕投手へ意欲

練習を公開した広島・森下=マツダ

 広島の森下暢仁投手と九里亜蓮投手が6日、マツダスタジアムで練習を公開し、ともに初の開幕投手へ意欲を示した。

 5年連続で大役を務めてきた大瀬良大地投手が昨秋に右肘を手術し、開幕に間に合うか見通せない状況だ。森下は「やるという意識を持ってキャンプに入っていきたい」、九里は「先発投手をやっている以上は目指していかないといけない」と決意を口にした。

 5年目の森下は「勝ち星は2桁いって当たり前と思ってやる。取ってもらった1点で勝ちきれる投球をしたい」とエース格の働きを自らに課す。九里は改良投球フォームに手応えを感じ、「キャンプインで捕手に座ってもらって投げられる状態にもっていけたら」と語った。

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