世界遺産で名作オペラ公演 城壁にプロジェクションマッピング 1月13.14日沖縄・中城城跡で

沖縄オペラフェスティバル2024への来場を呼びかける北中城村観光協会の五十嵐秀典さん=沖縄タイムス社

 日本を代表するテノール歌手のジョン・健・ヌッツォさんを主演に迎える「沖縄オペラフェスティバル2024」(主催・北中城村観光協会)が13、14の両日、世界遺産の中城城跡で開かれる。名作オペラの「ラ・ボエーム」全幕を、琉球交響楽団の演奏に乗せて公演する。

 城壁にプロジェクションマッピングで雪の降るシーンなど幻想的な風景を写し出す。初心者でも楽しめるよう日本語と英語の字幕もあるほか、物語のあらすじが分かるプログラムを配布する。

 「ラ・ボエーム」は、貧しい芸術家の若者とその恋人を描いたプッチーニの名作。県内外で活躍する声楽家が出演する。指揮は大勝秀也さん。

 入場料はSS席1万5千円、S席1万円、A席6千円、B席2千円。問い合わせは同協会、電話098(923)5888。

「沖縄オペラフェスティバル2024」のポスター

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