ジェンダーの視点を持つ著書に贈る 「女性史学賞」 2つの研究作品が受賞

ジェンダーの視点を持つ、優れた著書に贈られる「女性史学賞」の授賞式が奈良女子大学で行われました。

「女性史学賞」は女性に関する歴史を取り上げ、性別による固定的な役割分担などに気付く「ジェンダーの視点」を持つ研究作品に贈られるものです。

今年度は戦前の日本における性風俗産業などをテーマにした寺澤優さんと、戦時期の日本における働く女性の問題を描いた堀川祐里さんに贈られました。

2つの作品はそれぞれ新たな視点から問題提起を行い、まとめあげたことが評価されました。

その後は受賞者による講演が行われ、訪れた人たちは研究の背景や解説に耳を傾けました。

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