北朝鮮、黄海上で連日砲撃 韓国・延坪島北西に60発超

昨年12月、北朝鮮の朝鮮労働党中央委員会拡大総会に臨む金正恩党総書記=平壌(朝鮮中央通信=共同)

 【ソウル共同】北朝鮮は6日午後4~5時(日本時間同)ごろ、黄海上の韓国領、延坪島の北西で60発以上の砲撃を実施した。韓国軍が明らかにした。北朝鮮の砲撃は2日連続。韓国軍は、南北が2018年の軍事合意で砲撃を禁じた緩衝区域に、5日に続き着弾したとの見方を示した。

 聯合ニュースによると、韓国が海上の境界線と位置付ける北方限界線の北側海域に着弾した。韓国軍は「朝鮮半島の平和を脅かし緊張を高める行為だ」と批判。北朝鮮が砲撃を続ける場合は「相応の軍事的措置を取る」と表明した。

 北朝鮮は5日にも、黄海上の延坪島、白ニョン島の北方で200発以上の砲撃を行い、韓国軍が対抗して砲撃訓練を実施した。

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