【日本の伝統文化】茶道体験の様子です。

「抹茶は昔、薬として飲まれていました」そうお話するのは講師の井比惠子先生。「茶は養生の仙薬なり。延齢の妙術なり」と鎌倉時代に臨済宗の開祖である栄西 が執筆した「喫茶養生記」にも書かれています。

井比先生がお茶を点て始めると、そこはたちまち神聖な雰囲気となり、参加者の皆様も自然と息を飲みその儀式のような所作を見守ります。

甘い抹茶の香りに包まれ、和やかな空気が充満します。

先生がおひとりずつお茶を点てられ、いただくときには「お点前(おてまえ)ちょうだいいたします」と神仏への感謝を込めて、美味しいお茶菓子と共にいただきます。

お茶の作法はもちろん、ひとつひとつの意味、姿勢や禅のこころについて、先生が丁寧にご説明します。井比先生は、英語でのレッスンもされており、外国人の方にも深い学びを体験していただけます。

さて、そのお味は・・・?「甘くてとてもおいしかった」「爽やかで飲みやすい」とのこと、外国人の方にも親しんでいただけました。茶道の歴史についてのお話も大変興味深かった、などご感想をいただいております。

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