会場で黙とう、募金活動も バスケB1、富山で試合

バスケットボールの富山戦を前に黙とうする横浜BCの河村勇輝選手(中央)と森井健太選手(右)ら=6日、富山市

 バスケットボール男子のBリーグ1部(B1)、富山グラウジーズは6日、能登半島地震発生後、初めてとなる主催試合を富山市で開催し、横浜ビー・コルセアーズ(BC)と対戦した。富山市も地震の影響を受けており、会場の市総合体育館では試合前に黙とうがささげられた。

 被災者支援のための募金活動も行われ、富山の高岡大輔監督、地元出身の水戸健史選手らが参加。横浜BCからも、石川県出身でバスケ教室を毎年珠洲市で開催しているという森井健太選手や、青木勇人監督が加わり、協力を呼びかけた。

 富山県滑川市の50代の女性会社員は「試合をやってもらって気持ちを明るくできれば」と開催を歓迎した。

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