カラスに狙われやすいゴミ箱『5つの特徴』 家の前でやるべきカラス対策とは

賢いカラスのゴミ荒らし対策に四苦八苦…!

多くの地域では、カラスによるゴミ荒らし行為が問題視されています。近年では、都内の至る所でカラスによってゴミが荒らされ、景観が損なわれているという指摘もあるほどです。

しかし、カラスは生き物の中でも特に賢い生き物なので、人間が相手でも講じた策をあの手この手で思考を巡らせて掻い潜ってきます。

そんな賢すぎるカラスのゴミ漁り行為に、四苦八苦している自治体や戸建住宅の方も多いと思いでしょう。

カラスに狙われやすいゴミ箱『5つの特徴』

実は、カラスに狙われやすいゴミ箱には、ある共通した特徴があります。ここでは、カラスに狙われやすいゴミ箱の特徴を紹介するので、お住まいの自治体のゴミ捨て場や、ご自宅のゴミ箱に当てはまっていないかチェックしてみましょう。

1.カラスのくちばしがゴミに届いてしまう

カラスのくちばしがゴミに届いてしまうようなゴミ箱やゴミ捨て場は、あっという間に狙われてしまいます。なぜならば、カラスも目で見て「ゴミを引き摺り出せる」とわかるからです。

例えば、ネットをかけて対策している場合でも、ネットの網目が荒い場合はくちばしを器用にねじ込んでゴミだけを引き摺り出すことができます。

2.カラスの活動時間帯にゴミ出しされている

カラスは人間と同じように日中に活動しています。反対に、夜間や早朝はあまり活発に活動しておらず、この時間帯にごみ収集が行われている地域では、被害が出にくい傾向にあります。

したがって、カラスの活動時間帯である日中にゴミ出しが行われている場合は、近くでカラスが狙っている可能性が非常に高いため、狙われやすいと言えるでしょう。

3.生ゴミがカラスから見えている

カラスが最も狙うのは「生ゴミ」です。人間の食べ残しを狙い腹を満たそうとゴミ漁りしているカラスが多いため、生ゴミがカラスから見えていると狙われやすくなります。

また、カラスは賢い生き物なので、生ゴミが入っている袋を見ただけで判別しているものもいます。自治体が指定している生ゴミ用のゴミ袋を使用している場合は、ゴミ袋の色や形状を記憶している可能性があるため、より気を付ける必要があるでしょう。

4.ゴミが置かれている時間が長い

ゴミがゴミ捨て場に置かれている時間が長ければ長いほど、カラスがやってきて荒らされるリスクが高まります。

深夜や早朝であれば、カラスが活動していないため狙われるリスクは少し低くなりますが、日中に長時間、ゴミを置きっぱなしにしていると、狙われやすくなるでしょう。

5.ネットやカゴが軽量でカラスでも退かせる

カラス避けにネットやネットボックス、カゴなどで対策しているのに、カラスに荒らされてしまうという声も多く聞こえます。

軽量のネットやネットボックスであれば、カラスもつついたり体当たりしたりして退けることができるため、あっという間に餌食になってしまうのです。

なるべくカラスが自力で退けられないよう、重石を乗せたり蓋付きの常設型のゴミステーションを設置したりと対策するべきでしょう。

自宅前でやるべき効果的なカラス対策は?

カラスにゴミを荒らされないよう対策するためには、物理的にカラスがゴミを漁れないような環境を作ることが最重要です。

  • 蓋付きのカラスが開けられないゴミ箱
  • 十分な大きさの重しがついているネットを使う
  • カプサイシン入りのネットやスプレーを活用する

最も良い方法は、カラスが開けられない蓋付きのゴミ箱を活用する方法です。最近では、常設型の戸建用ゴミステーションも販売されているので、こうしたゴミ箱であればカラスに荒らされる心配がありません。

常設型の大きめのゴミ箱が設置できない場合は、十分な大きさの網目の細かいネットを使いましょう。その際は、必ずカラスが隙間から入ったり退けたりできないよう、重石を乗せるなど対策が必要です。

他にも激辛のカプサイシン入りのネットを使用したり、スプレーを活用するという方法もありますが、こちらは一時的な対策に過ぎないため、やはり物理的にゴミに触れられないよう対策する方法がおすすめです。

効果的な策を講じてカラスにゴミ漁りされないよう対策しよう

いかがでしたか。カラスにゴミを漁られないよう効果的な対策を講じるならば、カラスがゴミに近づけないよう物理的な対策が効果的です。ぜひ常設型戸建用のゴミステーションや簡単に開けられない蓋付きゴミ箱を活用してみましょう。

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