山田高、2大会ぶり決勝へ/高校サッカー

市立船橋との準決勝の前半11分、ヘディングで先制ゴールを決め、喜ぶ青森山田のDF小泉⑤=6日、国立競技場
【市船橋-青森山田】PK戦で市船橋1人目(写真上)と4人目のキックを止める青森山田のGK鈴木=国立競技場

 第102回全国高校サッカー選手権第6日は6日、東京・国立競技場で準決勝2試合を行った。ともに優勝経験のある青森県代表の青森山田と千葉県代表の市船橋の一戦は、1-1からのPK戦の末、青森山田が勝利を収めた。青森山田は前半11分にDF小泉(3年、おいらせ町出身)のヘッドで先制。後半34分に同点とされて突入したPK戦ではGK鈴木(3年、青森市出身)が2本を止め、2大会ぶり4度目の優勝に王手をかけた。初の決勝進出をかけたチーム同士の対決となった近江(滋賀)-堀越(東京A)は、前半に3点を挙げた近江が3-1で勝利した。青森山田-近江の決勝は8日午後2時5分から、同競技場で行う。

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