レッドブル・ザルツブルクは6日、ケルンを退団した元ドイツ代表GKティモ・ホルン(30)の加入を発表した。背番号は「13」に決定。契約期間は今シーズン終了までとなる。
昨夏、アカデミー時代から21年を過ごしたケルンを退団したホルンは、自身初の移籍先として隣国屈指の強豪を選択した。
「自分の決断はとても良いものであり、すぐに合意に達した。ケルンで21年間過ごした後、僕は自分に合った、共感できるクラブを見つける必要があった。アレクサンダー・シュラーガーはシーズン前半で非常に良いプレーをし、説得力を持っていた。僕は残りのシーズンでできる限り彼をサポートし、コーチに議論を提供するために最善を尽くすつもりだ」
9歳でケルンのアカデミーに加入し、2011年にファーストチームに昇格したホルンは、2012-13シーズンに2.ブンデスリーガ(ドイツ2部)でプロデビュー。ドイツの年代別代表の常連で、過去にA代表招集歴もあった実力者だが、降格と昇格を繰り返すエレベータークラブにおいて合計12シーズンを過ごし、公式戦329試合に出場。
しかし、2021-22シーズンの途中のケガをきっかけにセカンドGKに序列が下がると、昨シーズンはブンデスリーガでプレーすることなく、契約満了での退団となっていた。