〈1.1大震災〉今年も藤子ワールド楽しんで 潮風ギャラリー

藤子Ⓐ作品の展示を楽しむ来館者=氷見市潮風ギャラリー

  ●年明け営業スタート

 氷見市出身の漫画家藤子不二雄Ⓐさん(元富山新聞記者)を紹介する市潮風ギャラリーは6日、今年の営業を開始した。能登半島地震の影響で2日遅れのオープンとなったが、首都圏や中京圏から家族連れらが訪れ、藤子Ⓐワールドを楽しんだ。

 被災した能登の食品スーパーの支援を終え、帰りに立ち寄った福岡県の会社員男性(40)は、Ⓐさんの記者時代を紹介するコーナーに見入り「忙しい出張だったが、面白い展示を見て一息つけた」と話した。

 市内の観光施設では同日、漁業文化交流センターと海浜植物園も再開した。

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