茨城県内の20歳は2万7515人 県教委調査 前年度比197人減

茨城県庁=水戸市笠原町

今年の成人式について、茨城県教委は6日までに、県内市町村を対象に行った調査結果を発表した。本年度に満20歳を迎えるのは、昨年11月1日現在で前年度比194人減の2万7515人となった。記録が残る1984年度以降では過去最少で、県人口に占める割合は0.97%だった。

調査結果によると、本年度に満20歳を迎えるのは、2003年4月2日~04年4月1日生まれ。男性は1万4302人、女性は1万3213人となった。満20歳人口のピークは1993年の4万9974人。

市町村別で最も多いのはつくば市で2792人、次いで水戸市2417人、日立市1553人と続いた。最も少ないのは河内町の66人で、五霞町74人、大子町99人だった。

成人年齢は民法改正で2022年4月から18歳に引き下げられたが、県内全44市町村は「二十歳の集い」などの名称で20歳を対象に開いている。本年度に満18歳を迎えるのは2万5680人。

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