新たな飛躍誓う 茨城県内で二十歳の集い

記念撮影する新成人たち=6日午前、東海村船場

3連休初日の6日、茨城県内各地で「二十歳の集い」が開かれ、節目の年を迎えた参加者が新たな飛躍を誓った。昨年5月の新型コロナ5類移行で、会場ではノーマスク姿で旧友と記念撮影する参加者の姿が見られた。

同県東海村の式典は、同村船場の東海文化センターで開かれ、333人が参加。コロナ禍の昨年度までは中学校区ごとに2部制で実施していたが、本年度は一斉に開催。ワクチン接種など参加要件もなく、4年ぶりに通常通りの開催となった。

山田修村長は式典で「周りにいる友人を大切にし、自分の考えや行動に責任を持ってほしい」と参加者にエールを送った。会場では、旧友や恩師と久しぶりの再会を喜び合ったり、思い出話に花を咲かせたりする参加者の姿が見られた。

実行委員長を務めた村立東海南中出身で、大学2年の田谷晃久さん(20)は「大人として自覚を持って生活したい」と決意表明。将来の夢についても「困った人の助けになれる弁護士を目指したい」と力強く抱負を語った。

この日式典を実施したのは同村のほか、那珂、結城、筑西、常総の4市。ほかの39市町村は7日に開催する。

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