米、ボーイング機の一部運航停止 旅客機の窓が吹き飛び、点検へ

窓が吹き飛んだ米アラスカ航空機=5日、西部オレゴン州ポートランド(@strawberrvyのインスタグラムから、ロイター=共同)

 【ワシントン共同】米連邦航空局(FAA)は6日、離陸後に窓が吹き飛んだアラスカ航空の旅客機事故を受け、航空機大手ボーイング製の一部機体について、安全点検のため一時的な運航停止を命じると発表した。事故機と同じ主力小型機737―9(MAXシリーズ)が対象で、北米を中心に世界で171機が影響を受ける見込みだという。

 事故は5日に起きた。アラスカ航空の旅客機が西部オレゴン州ポートランドの空港を離陸後、窓など機体の一部が吹き飛び、同空港に引き返した。アラスカ航空によると乗客171人と乗務員6人が乗っていた。事故があった機体は新品で、ロイター通信によると導入からわずか2カ月ほどだった。

米連邦航空局(FAA)が一時的な運航停止を命じると発表したボーイング製の小型機737―9=6日、ポートランド(AP=共同)

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