フェネルバフチェが、ミランに所属するボスニア・ヘルツェゴビナ代表MFラデ・クルニッチ(30)の獲得に迫っているようだ。
クルニッチは母国でプロデビュー後、セルビアのクラブやエラス・ヴェローナ、エンポリなどを経て、2019年夏にミランへ加入。本職はボランチながらもチーム状況次第で2列目の中央や左でも起用されるケースがあり、絶対的なレギュラーとは言えずともステファノ・ピオリ監督が確かな信頼を置く中盤のピースとなっている。
ミランとの現行契約は2025年までとなっている中、今夏の移籍市場でも獲得を熱望していたフェネルバフチェが、再び正式オファーを提示しており、移籍が近づいているようだ。
『カルチョメルカート』によると、フェネルバフチェはクルニッチの獲得に向けて300万ユーロ(約4億7500万円)+ボーナスのオファーを提示。ミラン側は移籍金500万ユーロ(約8億円)程度を希望していることから、ボーナスの金額で調整が行われるとのことだ。
また、同紙はクルニッチとフェネルバフチェはすでに個人合意しており、3年契約を結ぶ予定だと報じている。